M&Aにまつわるあらゆる悩みにクライアントと共創して解を出す
生年月日 | : | 1989年12月7日 |
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所属企業 | : | MAVIS PARTNERS株式会社 |
役職 | : | アソシエイト |
最終学歴 | : | 慶應義塾大学経済学部 |
出身地 | : | 東京都 |
現住所 | : | 東京都 |
クライアントとともに検討しアウトプットした成果物が実務で活用された時や、クライアントとともに立案した戦略が実行されたときにはやはり達成感を感じます。以前ある東証一部上場企業のM&A投資判断プロセスを策定したのですが、その投資判断プロセスに沿ってM&Aの意思決定が行われたと聞いたときには、改めて影響力の大きい仕事をしていると感じました。このクライアントのケースでは、策定した投資判断プロセスを使ってみて初めて分かった不都合箇所を改善するご支援もさせていただき、自分が作った成果物を1年後に自分で見直すという珍しい経験をさせていただきました。
深く悩むことはたくさんありますが、特に悩むのは論理的な正しさとクライアントの意向のどちらを優先させるべきか、という点です。クライアントの意向に完全に沿ってプロジェクトを進める方が短期的な満足度は高いのかもしれませんが、それが本当にクライアントにとって良いこととは言えません。一方で論理的な正しさばかり追求してしまっては血の通っていない提案になりかねません。
悩んだ時には目的に立ち返るというか、「そもそもなんでこのM&Aやるんだっけ?」とか「そもそもなんでこの事業をやるんだっけ?」といった点に立ち返り、クライアントにとって本当に価値があることは何なのかという点を徹底的に考えるしかないと思います。
クライアント企業のことを自分事として考えることが出来るかというが一番重要だと思います。自分事化しないと、極端な話、数ある戦略オプションのメリットとデメリットを整理して比較して終わり、あとはクライアントで考えてね、というアドバイスにも何もなっていないアウトプットになってしまう恐れがあります。
物事にはなんでもメリット・デメリットがあり、それは戦略のオプションにおいても同じです。こういうデメリットがあるが、それでも自分が経営者ならばこの選択をとる!というような強い意志を持って提案できるかどうか、クライアントに対してそこまで本気になれるかどうかがM&Aアドバイザーに求められる資質ではないでしょうか。
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