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水沼 太郎  みずぬま たろう

弁護士として医療関係のM&Aに強みを持ちながら 「想像力」と「創造力」を駆使したM&Aを展開

生年月日 1971年7月6日
所属企業 大武法律事務所
最終学歴 東京大学法学部
出身地 千葉県
現住所 東京都
その他 日本CSR普及協会専門委員(内部統制/雇用・労働・人権) 日本PR協会会員
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目 次

4達成感を感じた体験

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何より、依頼者から「ありがとう」と言っていただいたときに達成感を覚えます。
また、当初の想定外のことに対応できたときにも達成感があります。もっとも、想定外のことはないほうがよいので、常にそういったことが起きないような仕事を目指していますが。




5仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

依頼者の請求、主張に共感でき、ぜひそれを実現させたいと考えるものの、その請求、主張を支える証拠が不十分であるような場合には、ロジックを工夫することで乗り越えることができないかを検討します。うまくいくこともありますが、やはり難しい場合もあり、そういう場合には、どのように依頼者に納得「感」を持ってもらうかを考えることになります。
これも重要な仕事のひとつなのですが、諦める方向で依頼者を説得することになるので、弁護士として葛藤を覚えるのもまた事実です。それでも、考えられる選択肢をあげて依頼者の自由選択に任せる(ある意味、依頼者にリスクヘッジする)のではなく、専門家としてリスクを取ってでもリコメンデーション(推薦)を示したほうがよい場合もあるのではないかと考え、実践するようにしています。

また、逆に積極策をとらず「見(ケン)」をするという方針を依頼者に理解していただき、それがうまくいくこともあります。手を出さないという判断は難しく、とても怖いです。何もしないで悪い結果を招くと当然クライアントの不満につながりますから、毒にも薬にもならない手を打ってお茶を濁すという対応の方が無難なのかもしれません(しかも、その方が報酬請求もしやすいでしょう。)。しかし、そういうのは潔くないと考えており、敢えて何もしないという戦略を立てることもしています。

6M&Aアドバイザリーに求められる資質やスキルについて

弁護士がM&Aに関与する場合、依頼者が求めていることは、やはり法律に関係する対応だと思います。
しかし、実際の弁護士業務は、細かな法律解釈や法律への当てはめよりも、証拠から事実を認定したり、社会通念や経験則から推認できる事実を積み上げたりしながら全体像を把握し、対応方針を検討することです。そして、そのうえで精緻な検証に耐えることのできる個別具体的な問題点についての検討を進めなければなりません。したがって、これらを成し遂げることができる粘り強さも大切だと思います。

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