伊藤 智司さんの写真

伊藤 智司 いとう さとし

勢いあまって起業。縁を大切に、強い責任感をもって、アドバイザリー業務を実践

生年月日 40代
所属企業 丸の内M&Aコンサルティング株式会社
役職 代表取締役社長
最終学歴 東京大学農学部
出身地 千葉県
現住所 東京都

目 次

キャリアサマリー

  • 1999年

    東京大学農学部 卒業
    アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社

  • 2007年

    ICMG入社

  • 2017年

    丸の内M&Aコンサルティング 設立

 現在は丸の内M&Aコンサルティングという総勢5名ほどのM&Aアドバイザリーと戦略コンサルティングを業とする会社を営んでいます。
 ハードワーク、厳しい上下関係などのスパルタ的なマネジメントがあまり好きではないので、究極のホワイト起業を目指し、まずは完全週休三日制あたりから始めようと思っていますが、残念ながらまだ実現できていません。

1M&Aアドバイザリーをするようになった経緯

イメージ

 外資系コンサルティング会社での最後の仕事がM&Aの後工程であるPMI(Post Merger Integration)の仕事でした。大手企業同士の対等合併だったのですが、2つの会社の良いとこ取りをして合併会社の新しい会社の仕組みを作っていくという仕事はとても興味深く楽しいものでした。
 その後、日系の数十名規模のコンサルティング会社に転職したのですが、引き続きコンサルティングをやりたいというよりは、それ以外の新たな仕事にも取り組めるという職務内容が決め手となり入社しました。入社後早速、取り組んだ仕事がM&Aアドバイザリーの仕事でした。
 その案件は、とある上場企業のオーナーの持ち分をあるファンドが取得するというものでしたが、そのファンドと私が転職した会社が関係会社だったこともあって、そのファンドに色々と教えていただきながら、なんとかM&Aをこなすことができました。
 コンサルティングの仕事はリテーナーフィーで報酬を頂くものの、その仕事の成果は数年後にしかわからない、というようなものも多いですが、M&Aの仕事は成功報酬の割合が極めて高く、自らの報酬と仕事の成果がダイレクトに直結するというところにある種の気持ちよさを感じ、本格的にM&Aの専門部署を立ち上げ10名弱の所帯にまで大きくし、数年前には勢い余って起業までしてしまいました(笑)

2今現在のM&Aアドバイザリーの概要

 いわゆるブティック系のM&A会社として、中小企業から上場企業まで幅広くご支援をさせて頂いています。中小企業同士の場合には仲介で、一定規模以上もしくは上場企業の場合には片側FAの立ち位置で関わらせていただくことが多いです。
 業界も特化しているわけではありませんが、これまでの経験から小売・サービス業の案件や再生案件が比較的多い傾向にあります。
 また、頻繁ではないもののM&Aが進行している企業のセカンドオピニオンを求められることもあります。対象会社にとってM&Aというのは様々な選択肢の一つと考えていますので、M&Aに囚われることなく最適な提案をすることを常に心がけています。

3独自の強みと今現在の仕事との関係性

 私自身や弊社の取締役がコンサルティング会社出身であることから、単なる M&Aというよりはコンサルティング業務も含めて様々なご相談を受けることが多いです。
 例えば、大企業の新規事業における事業計画を描く仕事だったり、社内業務の見える化をしてコスト削減やシステム導入につなげたりといった仕事もしています。これらは一見、M&Aに関係ないように見えるかもしれませんが、売手企業からすると自分の会社の将来性のために適切な事業計画を構築していることが重要ですし、買手企業からするとM&A後にその会社の業務を理解し、どう変えていくかを検討することが成功のポイントになります。アフターサポートも含め、そのようなアドバイスができることは我々の強みだと思っています。

履歴書検索

Search

新着特集

Feature

特集一覧を見る