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神林 義之 かんばやし よしゆき

弁護士として培った確かな経験をもとに、マレーシアから日本のM&Aを盛り上げる

生年月日 1979年
所属企業 Likearisingsun Sdn Bhd
役職 Founder CEO(代表取締役)、Likearisingsun法律事務所代表弁護士
最終学歴 Duke大学LL.M.
出身地 千葉県
現住所 マレーシア クアラルンプール

目 次

4達成感を感じた体験

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案件の成就時やクライアントの期待に応えることができた場合などに大きな喜びを感じることはもちろんですが、組織の責任者として組織の成長を感じるときにも喜びを感じます。最近、一人のスタッフが中心となってウェブセミナーを主催したことがありました。それまでのセミナーでは一人で準備してしゃべって私一人で忙しい思いをしていたのですが、思い切って全部彼女に任せてみたのです。すると、参加者の一人から「彼女は最初はシャイでM&Aアドバイザーのようには見えなかったが、今日のセミナーでは自信を持って自分の言葉で語っていて実に立派だった。」とのお褒めの言葉を頂戴することができました。ささやかな喜びかもしれませんが、仕事を通じてスタッフが成長するのを見ると我がことのように嬉しく感じます。

5仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

異国の地であるマレーシアで外国人として事業をするということ自体がやはり簡単なことではなく、マレーシア人との接し方、案件の進め方など、日々試行錯誤しながら進めています。日本ではこうだから同じようにすべきだと言っても誰もついてきてくれませんので、日本側の期待とマレーシア側の現実とをいかに調和させるのかが重要だと感じます。

6M&Aアドバイザリーに求められる資質やスキルについて

M&Aアドバイザリーは総合力が問われる仕事だと思っています。M&Aは成約に至らないケースが多いため、失敗しても必要以上に落ち込まずに次の案件に前向きに取り掛かるメンタルタフネス、楽観性が大事だと思っています。
条件が合わないものは無理に進めてもどこかで歪みが生じてしまうので、当事者双方の希望をよく確認して無理なマッチングはしないように、相手方の目線で案件を見るようにも心掛けています。
短期のリターンを求め過ぎずに長い目で取引先との関係性を構築し、長期的な視野でビジネスを育てるメンタリティも、特にFAとしてフロントでM&Aに関わるアドバイザリー・専門家に求められる一つの資質ではないかと思います。

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