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中根 徳昭 なかね のりあき

デロイト トーマツ グループの総合力を活かした中堅・中小企業のM&Aを支援

所属企業 デロイト トーマツ TMAC株式会社
役職 ディレクター
最終学歴 慶應義塾大学 理工学部 管理工学科 卒業
出身地 東京都
現住所 東京都

目 次

キャリアサマリー

  • 2000年

    都立日比谷高等学校 卒業

  • 2004年

    慶應義塾大学理工学部管理工学科 卒業

  • 2004年

    ニイウス株式会社 入社

  • 2006年

    TOKYO企業情報株式会社(現デロイト トーマツ TMAC株式会社) 入社(現任)

  • 2020年

    早稲田大学大学院経営管理研究科(科目名:M&A) 非常勤講師 就任(現任)

1M&Aアドバイザリー業務を始めた経緯

イメージ

 大学では碌に勉強をしない大学生活を送っており、周りの理工学部の友人が大学院に進学する中、これ以上、学生生活を送ることが自身のためにならないことが分かっていました。考えた結果、2年間の修士課程または3年間の博士課程に進むのではなく、2年から3年は自分の知識のない業種業態で働くことを決め、主として金融機関向けにSIサービスを提供する会社に入社しました。
 大学時代から個人的に株式投資を続ける中で、M&Aを通じて企業成長を遂げる会社が着目されており、そのM&Aのアドバイザリーを行う会社に漠然とした興味を抱いていました。前職からの転職活動においては、M&Aを含めた企業戦略を策定するコンサルティングファームや、投資銀行業務としてのM&Aサポートを行う会社に絞って企業を調べ、面接に進みました。その中で、全社員と面談を行うことができ、皆M&Aが好きでこの仕事をやっているという想いがひしひしと伝わってきた当社を選ぶことになりました。全社員と面談ができたのは、小規模な会社であるがゆえに全員と面接ができたというのが正直なところ(笑)ですが、これも一つの縁と考えています。

2今現在の当社のM&Aアドバイザリーの概要

 当社はM&Aアドバイザリーサービスに徹した独立系のM&Aブティックとして、1999年7月にスタートしました。これまでに400件を超える案件に関与し、中堅・新興企業の成長戦略のサポートや事業の円滑な承継のお手伝いを行ってまいりました。
 2020年11月には、デロイト トーマツ グループに参画し、これまでのM&Aアドバイザリー業務に特化した体制から、クライアントのニーズに応じて、デロイト トーマツ グループが保有する各種リソース(デューデリジェンス、Pre-M&A、ポスト・マージャー・インテグレーション、リストラクチャリング、人材紹介等)を活用できる体制が整い、ワンストップ且つ高品質なサービスを提供することが可能となりました。

3当社の特徴

 当社は、成長を企図する中堅企業あるいは新興企業の成長戦略のお手伝いを行ってまいりました。特定の産業分野に限定せずに、中堅・新興企業にフォーカスをしています。大企業のグループ中堅企業であったり、オーナー系の新興企業であったりと、対象は様々です。
 我々はこれらの企業の「町医者」でありたいと考えており、「顧客にコミットできること」が当社の最大の強みと考えております。具体的には、利益の相反するファイナンス部門とM&A部門の両方を扱う大手金融機関と異なり、M&Aの専門会社として顧客と同じ目線で提案し助言できる点に強みを有しています。「町医者」として、顧客の成長プロセスと歴史を深く理解し、長期的な視点で、顧客に最良のアドバイスを行ってきたところから、結果としてリピート顧客の多さにも繋がっているものと考えています。
 2019年に経済産業省が「公正なM&Aの在り方に関する指針」を策定し、国を挙げて日本におけるM&Aを健全な形で更に発展させていく風潮が見られます。また、2022年には東京証券取引所が市場の再編を行い、どのステージの会社に対しても、より高いコーポレートガバナンスの規律が求められることとなりました。企業がM&Aを検討・推進するにあたって緻密さに欠ける意思決定プロセスによる安易なM&Aはステークホルダーから評価されないことになるでしょう。M&Aサービスを提供する会社は増えてきましたが、当社は顧客の町医者として、顧客にフルコミットをしてきた実績があり、適正なM&Aが行われる時代の到来をチャンスと捉えています。

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