三平 充宏さんの写真

三平 充宏 みひら みつひろ

お客様の満足と利益を最優先テーマとし、買い手よし、売り手よし、世間よしの三方よしの精神で行動いたします。

所属企業 CPAパートナーズ株式会社
役職 パートナー
最終学歴 慶應義塾大学経済学部
出身地 東京都(出生地:兵庫県)
現住所 東京都

目 次

キャリアサマリー

  • 1995年

    青山監査法人/PriceWaterhouse(2000年に合併により中央青山監査法人、2006年より現:PwCあらた有限責任監査法人)にインターンとして入所

  • 2001年

    中央青山監査法人のトランザクションサービス部門に異動

  • 2006年

    PwCアドバイザリー合同会社に転籍

  • 2015年

    PwCアドバイザリー合同会社のパートナーに就任

  • 2020年

    CPAパートナーズ株式会社にパートナーとして参画

 私は、2001年より、大手監査法人のFAS(部門又は会社)において、日本国内の事業会社、総合商社、プライベートエクイティファンドなどをクライアントとして、国内外の様々なセクターに属する事業・会社を対象としたM&A、事業投資や事業再生において、財務面を中心とした各種デューディリジェンス・企業価値分析・ストラクチャー構築の支援・クロージング支援・Day1サポートなど買い手および売り手のM&Aプロセス全般にかかるM&Aアドバイザリー業務、事業再生支援業務に従事してきました。特に、2016年7月より主にTMTセクター(テクノロジー・情報通信・エンターテインメント&メディア)とヘルスケアセクター(医薬・ライフサイエンス)に属するクライアント企業や同セクターを対象事業・対象会社とする案件を担当しました。また、2017年7月より2020年6月まで同社における大手総合商社の主担当パートナーとしても活動してきました。

1M&Aアドバイザリーを始めたきっかけ

イメージ

 私の公認会計士としてのキャリアは会計監査業務からスタートしました。当時は公認会計士業界も含めて就職難の時代で何とか青山監査法人に拾っていただきました。公認会計士二次試験の合格発表日に就職も決まり、当日の夕食時に父が大喜びしていたのを覚えています。公認会計士という専門家である以前に社会人としてゼロからのスタートであったことから、当初は公認会計士として自分がどういうキャリアを積み重ねたいのかをクリアに設定することはできていなかったものの、採用面談の際にとっさに口をついた「公認会計士という専門家・プロフェッショナルの要素はもちろん一社会人としてゼネラリストの要素を当然に備えたビジネスマンでありたい」という言葉を胸に、当初の3~4年くらいは監査業務を通じた経験を積み重ねていました。
 監査業務は資本市場の番人として社会になくてはならない役割ではあるものの、やがて監査の対象と報酬を頂くクライアントとが同じであるところに日々の業務の中で徐々に違和感が増していき、分かり易くクライアントと同じ方向を向いた仕事をしたいと考えるようになっていました。当時は、会計ビックバンで会計や監査を取り巻く環境も大いに変化があり、同時に徐々に日本でもM&Aが行われるようになっていました。加えて、監査法人の合併もあり、法人内での部門異動の希望を叶えていただく制度が出来たところでした。そこで、会計ビックバンの主要テーマが一段落したこと、また、上場会社の監査インチャージまで経験できたことから、当時は公認会計士の業務として定着していなかった新しい分野であった財務デューディリジェンスや価値分析を中心業務としたトランザクションサービス部門に異動を希望し受け入れていただきました。

2今現在のアドバイザリー業務の概要

 CPAパートナーズは独立公認会計士の集団でして、私と同様に会計監査やFAS業務を経験したメンバーが中心のため、M&A、事業投資、事業再生といった局面における財務デューディリジェンス、価値分析を中心として、スキームに関するアドバイスや関連する実行支援業務を提供しています。
 業務を行うにあたって、「すべてはクライアント企業のために、お値段以上のクオリティや価値を感じていただけるようにサービスを提供する」ことを合言葉にFAS業務だけでなく、公認会計士や税理士としての可能性に制限を設けないように意識して、日々、精進しています。

3独自の強みと今現在の仕事の関係性

 私が監査法人のトランザクションサービス部門に異動した当時であればFAS業務の経験そのものが公認会計士の中では独自の強みと言えた状況ではありましたが、それから20年が経過して、日本企業の経営においてM&Aが定着しつつあり、同時に、FAS業務の経験を持つ公認会計士も増加したことを踏まえると、独自の強みと呼べるものはもしかしたら薄れつつあるかもしれません。一方で、合言葉としている「すべてはクライアント企業のために、お値段以上のクオリティや価値を感じていただけるようにサービスを提供する」ことにおいては、サービス提供時のクライアントコミュニケーションも含めて、同業の方とは違った魅力を表現し続けていきたいと考えています。

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