お客様目線と圧倒的な組織資産を活かし、ベトナムでのM&Aをサポート
生年月日 | : | 1987年8月22日 |
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所属企業 | : | I-GLOCAL CO.,LTD |
役職 | : | ハノイ事務所代表 |
最終学歴 | : | 慶應義塾大学商学部 |
出身地 | : | 千葉県 |
現住所 | : | ベトナム・ハノイ市 |
月並みですが、ディール中は密にお客様とやり取りをすることが多く、その際にお客様から頼っていただけることが一番のやりがいです。また、M&A後も会計税務を始めとしたアドバイザリーや各種支援を通じ、長年に渡りお客様を支援していくことが多いです。その中で、M&Aのシナジーが出ているのが垣間見えた時は嬉しく思います。わかりすいところでいうと、買い手だった日本の会社の技術がベトナムに移管され、ベトナムの消費者に合う商品開発をし、売り手だったベトナムの会社のネットワークを通じベトナム国内で浸透し、会社の業績もしっかり伸びているところを見たりすると凄く嬉しいです。
ベトナム現地の会社では、二重帳簿、脱税、社会保険料の未納、資産の私物化、不正なキックバックなど、日本の会社が驚くような不正行為が当たり前に行われている事もございます。DDでそのような事が明るみになった際、買い手となる日本の会社は必ず戸惑いますが、最初は私も戸惑いました。現在では、なぜそのような問題が起きてしまうのか背景や、解消できる問題なのかを理解したうえで、お客様と話し合い、お客様が適正な判断をできるようにしてあげられるよう努めています。
また、弊社ではPMIの過程で、二重帳簿の解消や従業員へのコンプライアンス研修など、不正が起きにくい組織作りに向けたソリューションを提供していますが、このような弊社が提供できるソリューションもお客様の直面する問題に合わせて増やしていきたいです。
クロスボーダーのM&Aアドバイザリーに関して言えば、両国双方の法令や企業管理体制、ビジネス慣習といった知識、売り手企業と買い手企業のビジネスへの理解、お客様顧客目線で一緒に考える姿勢が必要になると思います。
また、M&Aアドバイザリーといっても、それぞれ専門領域(会計、税務、法務など)がありますが、専門外の領域についてもできる限り把握していないとお客様目線には立てないと思います。幅広い知識があればあるほど良いので、知的好奇心が旺盛な事は重要な資質と言えるかもしれません。
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