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西崎 泉 にしざき いずみ

M&A歴35年、完了案件100件/5兆円に裏打ちされた経験と知識を活かしてお客様をサポート

生年月日 1955年12月10日
所属企業 ニンバスアソシエイツ株式会社
役職 代表取締役社長
最終学歴 一橋大学経済学部、米国ハーバード大学ビジネススクール(MBA)
出身地 東京都
現住所 東京都
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目 次

キャリアサマリー

  • 1979年

    一橋大学経済学部卒業、日本長期信用銀行入行
    渋谷支店(融資担当)
    海外留学(米国ハーバード・ジネススクール)
    ニューヨーク支店(プロジェクトファイナンス)
    本店M&A部(M&Aアドバイザリー)
    本店総合企画部(経営企画)

  • 2000年

    UBS証券に入社
    投資銀行部門マネージングディレクター(M&A統括)

  • 2004年

    ピナクル株式会社を設立
    代表取締役社長

  • 2010年

    ニンバスアソシエイツ株式会社代表取締役社長(現任)

 大学を卒業してもうすぐ42年ですが、その内最初の半分は日本長期信用銀行(「長銀」)に勤務し、残り半分は外資系投資銀行や自ら設立した会社にてM&Aアドバイザリー業務に従事してきました。
 長銀では渋谷支店で中堅企業融資業務に4年携わった後、2年間の米国ハーバードビジネススクール(HBS)への留学を経て、ニューヨーク支店でプロジェクトファイナンスを5年、本店M&A部でクロスボーダーM&Aアドバイザリー業務を5年、本店総合企画部で経営企画業務を5年担当しました。長銀は、長期・大型の企業融資や証券・投資銀行業務の強さで国際的にも知名度の高い銀行で、私もそれぞれの配属先での仕事を通じ、当時最先端のコーポレートファイナンスや投資銀行業務の知識や経験を身につけることが出来ました。また、最後の5年間は本店の総合企画部で経営戦略や業務計画の策定を行うと共に、長銀自身のアライアンスも担当し、スイスSBCとの戦略的提携、住友信託銀行との合併検討、長銀の国有化対応、国有化後の長銀の売却等で主担当を務めました。
 リップルウッドへの長銀売却が完了した2000年、UBSに転職して、東京のM&Aチームのヘッドになりました。UBSではボーダフォンの日本テレコム買収、ロッシュの中外製薬買収、サーベラスへのあおぞら銀行の売却等、多数の大型M&A案件を手掛けました。2004年、大学と長銀での先輩と共にM&Aアドバイザリー会社「ピナクル」を設立し、代表取締役社長として5年やりましたが、小回りが利き、よりクライアントに近い視線でM&Aアドバイザリー業務をやりたいと思い、2010年にニンバスアソシエイツを設立し、代表取締役社長となりました。
 長銀のニューヨーク支店で買収ファイナンスに従事していたことや、総合企画部で長銀本体や子会社・関連会社の売却をしていたことも考えると、M&A業務に携わって約35年になります。

1M&Aアドバイザリーを始めたきっかけ

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 HBS留学とニューヨーク支店勤務の米国7年間が原体験かと思います。当時米国は大型のM&Aが相次ぎ、ジャンクボンド・LBO・デリバティブ・証券化に代表されるような革新的な金融商品や技術が次々に実用化されていました。そういった中、M&Aアドバイザリー業務は先端的金融の象徴であり、金融マンにとっては花形でした。私もそういった仕事にあこがれて長銀の中でアピールしていたら、いつのまにかM&A業務をさせてもらえるようになっていました。

2今現在のM&Aアドバイザリーの概要

 ニンバスアソシエイツはM&Aアドバイザリーのみを行う専業会社です。企業の買収または売却を、買主または売主どちらかのサイドに立って、助言や助力を提供します。買収対象企業(または買手企業)の候補先のリストアップ、サーチやアプローチ等の初期段階からおサポートすることもあれば、既に売主(または買主)との交渉が始まっている段階からサポートすることもあります。内容としては、先方への提案・説明資料の作成、取引スキームの企画検討、先方へのアプローチ、デュー・デリジェンスの企画・実施・調整、価値評価、基本合意や正式契約の交渉、クロージング実務等についての助言助力が主なものです。お手伝いする案件の規模は数十億円から二百億円程度が中心となっております。

3独自の強みと今現在の仕事の関係性

 M&Aには、企業経営、業界知識、企業財務、金融、会計、税務、法務等の幅広い知識が必須です。そうった知識だけではなく、買手や買収可能企業を探す時には幅広いネットワークと情報量が必要ですし、M&Aアドバイザーとしてお客様にリテインしていただいたり、相手方とスムーズに話を進め、たびたび発生する危機を上手く乗り越えたりするには、高度なコミュニケーション能力、発想力、資料作成能力、交渉・営業力、粘り強さ等も必要になってきます。また、M&Aは案件毎に全て内容が違うので、案件のポイントを押さえる能力や、一瞬のチャンス(危機)を見逃さない反射能力が重要ですが、これは長年の経験と場数によってようやく出来てくるものです。更に、クロスボーダー案件においては、相手方や対象企業のある国の言語、文化、会計税務、法務等についても熟知し、相手方と自然にやり取り出来なければなりません。
 長年にわたる様々な案件の経験を経て、ようやく上述のような知識、経験、能力、ネットワーク等を駆使して、個別M&A案件の特殊性に応じたきめ細かいサポートをお客様に提供することが出来るようになってきたことを考えると、こういった経験を持つプロフェッショナルがお客様とじっくりお付き合いして案件を進めていくことを基本としていることがニンバスアソシエイツの強みではないかと思っております。

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