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嶋津 紀子 しまづ のりこ

サーチファンドを活用した「人」への投資で、M&Aに新たな風を吹かせる

生年月日 1985年9月7日
所属企業 株式会社Japan Search Fund Accelerator (JaSFA)
役職 代表取締役社長
最終学歴 東京大学経済学部、スタンフォード大学経営大学院(MBA)
出身地 東京都
現住所 東京都

目 次

4達成感を感じた体験

イメージ

 サーチファンドを日本に持ち込もう、と2016年に決意してから、個人投資家の方や大企業、中小企業の経営者や士業の方等、いろんな方を巡って出資や支援のご相談をしました。「面白いね」と言っていただけることは多かったのですが、なかなか形にならず苦戦していた中で、山口フィナンシャルグループとサーチファンドへの投資ファンドを立ち上げることができたときには、一つ達成感を感じました。そのファンドから実際にサーチャーに投資を行い、一人目のサーチャーが今年の2月に企業を承継できた時には、3年半かけて作ってきたものが形になった喜びを感じました。サーチャーをやりたい、と言ってくださる方、このサーチャーにだったら事業を譲りたい、と言ってくださる中小企業の社長、そしてサーチファンドが地域に必要だ、と言って資金提供や支援をしてくださる地域金融機関、この三者がそろうことで、ようやくサーチファンドが動き出しました。

5仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

 サーチファンドに関して一番深く悩んだのは、JaSFAの立ち上げ前です。2017年の6月にスタンフォード経営大学院を卒業して日本に帰国してから、とにかく人に会い、サーチファンドを日本で始める突破口を探していましたが、前に進まない状況に「無理なのではないか」と思うことも多くありました。「日本はアメリカとは違って、会社をお金のために売り飛を売ってくれるばす人は少ない。信用力が大事なのであって、見ず知らずの若者にいきなり会社を売ってくれる社長なんているのか」「社長経験もない若者に、いきなり会社が運営できるのか」「こんな田舎の中小企業なんて継ぎたい人はいるのか」「海外では事例があるのに、日本では今まで前例がないということは、何か日本ならではのできない理由があるのではないか」等、様々なご意見を頂戴する中で、不安になることもありましたが、「サーチファンドは日本に必要だ。できない理由を考えるのではなく、どうやったら実現できるかを考えよう」と気持ちを奮い立たせて走り続けました。

6これから成し遂げたいこと、将来の夢

 現在、山口フィナンシャルグループと共同運営しているファンドは、山口フィナンシャルグループの主要地域である山口県、福岡県、広島県の企業を中心にサーチ(承継したい企業をサーチャーが探索する活動)を行っています。今後は、全国どこでもサーチ活動ができる、全国型のサーチファンド支援/投資スキームを立ち上げたいと考えています。サーチ活動はなるべく広域で行ったほうがマッチングの精度は高まりますし、サーチャーによってはご家族の理由等から居住できる地域に制限がある場合もあります。より多くのサーチャー候補に機会を提供しつつ、マッチングの精度を上げていくために、全国版のプラットフォーム設立を目指しています。

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