伊藤 智司 いとう さとし
勢いあまって起業。縁を大切に、強い責任感をもって、アドバイザリー業務を実践
| 生年月日 | ： | 40代 |
|---|---|---|
| 所属企業 | ： | 丸の内M&Aコンサルティング株式会社 |
| 役職 | ： | 代表取締役社長 |
| 最終学歴 | ： | 東京大学農学部 |
| 出身地 | ： | 千葉県 |
| 現住所 | ： | 東京都 |
目 次
7今後、M&Aアドバイザリーのキャリアを目指す人への助言
世の中の上場会社年収ランキングにはM&Aの会社が軒並み顔を出しています。確かに営業力があって、一定のスキル・経験を身につければ、そういった好待遇も十分実現可能だと思います。
しかし、実際にM&Aの仕事に携わってみると、そんなに簡単な世界でないということもおわかりになるかもしれません。
何かをマッチングする仕事という意味では、似たような業種として不動産売買であったり、人材紹介といったビジネスがあります。どちらもその仕事なりの難しさや責任があると思っていますが、会社の売買であるM&Aはより難しく責任も重い仕事だと思います。
会社には株主や仕入れ先、販売先、顧客がいて、社内にはたくさんの従業員がいて成り立っています。外部環境の変化や競合がいて業績は常に変動します。そういった状況下で何十年も続いてきた会社を売却するというのは、一生に一回あるかないかの出来事なわけです。
売主はもとより各ステークホルダーにとって一生に一度の出来事を扱うことへの責任感というのを常に忘れずに仕事ができる人が、M&Aアドバイザー業界に沢山増えていけばよいと心から願っています。
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