IPOコンサルティングを軸に、M&Aも含めた幅広いニーズに対応
生年月日 | : | 1973年12月31日 |
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所属企業 | : | 株式会社StandbyC |
役職 | : | 執行役員 |
最終学歴 | : | 東京工業大学大学院 情報理工学研究科情報環境学専攻 修了 |
出身地 | : | 新潟県 |
現住所 | : | 東京都 |
やはりクライアントに無事、上場承認がおりた瞬間に最も達成感を覚えます。クライアントとは準備の初期段階から平均して2年から3年くらいのお付き合いとなりますが、それまでにさまざまな苦労を社長や担当者と共にするため、自分の会社が上場したような気分になるのです。
クライアントの都合で案件がスケジュール通りに進まないときなどは、やはり悩みます。たとえば内部管理体制の構築では、ルールを決めてその運用を全社的に行うわけですが、そのルールがなかなか浸透しないといった場合がそうです。全社的にそのルールの必要性を感じることができず、なかなか浸透していかないわけです。
そこで、そういった場合にはとにかくそのルールの必要性を何度も説明し、納得いただけるように、辛抱強く取り組まなければなりません。ただ、そういった努力が報われ、全社的にルールを順守してくれるようになったときには、達成感を覚えます。
一方で、クライアントから学ぶこともあります。たとえば、上記のような状況で「本当にそのルールは必要なのか。もっと簡単にできることはないのか」といった指摘を受け、より簡単で効果的な方法を思いついたこともしばしばあります。このように、クライアントと二人三脚でベストな方法を模索していくこともIPO準備の醍醐味であると思います。
IPOアドバイザリーには総合力が最も求められます。具体的には、会計、財務、税務、法務、総務、人事、労務、システム、IR、経営企画などがそうです。ただ、実際の業務においてはそのほかにも必要な要素があります。それが経験です。クライアントの担当者の多くはIPO準備に取り組むのが初めてで、たくさんの不安を抱えているため、私たちのもとには日常的にさまざまな問い合わせがあります。このような問い合わせに対して迅速かつ的確に答えるためにはスキルだけでなく、経験も必要になるのです。
また、IPO準備ではクライアントの社長や担当者だけでなく、事業部門の役職者やスタッフともコミュニケーションをとる必要があるため、どのような方に対してもスムーズな意思疎通ができるようなコミュニケーション能力も必要となります。
なお、こういったスキルや経験、資質は、M&Aコンサルタントにも同様に求められるものだと思います。
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