IPOコンサルティングを軸に、M&Aも含めた幅広いニーズに対応
生年月日 | : | 1973年12月31日 |
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所属企業 | : | 株式会社StandbyC |
役職 | : | 執行役員 |
最終学歴 | : | 東京工業大学大学院 情報理工学研究科情報環境学専攻 修了 |
出身地 | : | 新潟県 |
現住所 | : | 東京都 |
1998年
東京工業大学大学院 情報理工学研究科情報環境学専攻 修了
株式会社ノヴァ入社
2000年
株式会社デジキューブ入社
2001年
株式会社ビーエムビー・ドットコム(現 株式会社サミーネットワークス)入社
2006年
株式会社ラムズ入社
2007年
株式会社トライステージ入社
2008年
公認会計士登録
2012年
株式会社トライステージ 取締役就任
2016年
株式会社Stand by C執行役員就任
私はIPOアドバイザリーという業務のなかで、M&Aに携わってきたので、まずはIPOアドバイザリー業務を始めたきっかけについてお話しします。
そもそも、私は理系の大学院を卒業した後、いわゆる文系就職をしました。そして、紆余曲折の末に上場準備会社2社において、IPO準備のプロジェクトに実務およびマネジメントの担当として関わりました。
その後、上場した会社の取締役CFOとして、管理部門全般のマネジメントを担当しました。
CFOとしての仕事は責任もやりがいもあり充実していたのですが、40歳を過ぎたあたりから、次のキャリアについて考えるようになりました。もともと上場会社のCFOとなることを目標としていたので、あらためて次の目標を模索し始め、最終的に漠然とではありますが、これまでの経験をいろいろな方に役立てるような仕事がしたいと考えるようになりました。
それで、まずは私自身の強みを分析してみました。結果、見えてきたのはIPO準備を2社成功させたこと、上場後にCFOとして管理部門全体の最適化を図ってきたこと、公認会計士としての専門性を持っていることでした。そして、こうした経験を役立たせるためにはIPOコンサルティングがベストではないかと考え、現在の仕事を始めました。
私はIPOアドバイザリーとして、これから上場を考えているクライアントに対して、さまざまなサービスをワンストップで提供しています。具体的には、資本政策、事業計画策定、内部管理体制の構築・運用の支援、IPO申請書類の作成、審査対応などです。
これらの業務には、IPO特有のスキル、経験が必要なため、クライアントの担当者もどこから何を始めたらよいのか分からないのが現状です。そこで、私はこれまでに培ってきたスキルや経験を生かし、クライアントのIPO準備業務のアドバイス及びドキュメント作成、運用サポート全般を行っております。
他方、当初はIPOをエグジットとして考えていても、さまざまな事情からM&Aでのエグジットに切り替えるケースもあります。また、M&Aを想定したIPOを検討されるケースもありますし、IPO後に他社を株式交換という手法でM&Aを実行するケースもあります。つまり、M&Aを戦略的に活用するためにIPOするという選択肢もあるわけです。そういった場合には当然、M&Aも含めた総合的な計画が必要になるので、IPOアドバイザリーだけでなく、M&Aアドバイザリーとしての視点も大切にしながら、クライアントに総合的なプランを提案するようにしています。
私の強みは、①IPO準備を社内の担当者として2社成功させたこと、②上場会社のCFOとして管理部門全体のマネジメントを行ってきたこと、③公認会計士としての専門性を持っていることだと考えています。手前味噌ではありますが、これらの特徴を併せ持っている人材は貴重であると思います。
IPO準備に関していえば、やるべきことはある程度決まっているのですが、それを実行するのが難しいという側面があります。たとえば、内部管理体制を構築する場合、一番困難なのは現場の方に新たな体制やルールをご理解いただき、運用してもらうことです。特に成長意欲に満ちた会社は現場もスピードを重視しており、新たな体制やルールによってスピードが損なわれることを嫌がる傾向にあります。私はこれまで社内の担当者としてもこういった問題を解決してきたので、そういった会社のなかの詳細な機微について理解することができ、どうすれば現場に納得感を持ってもらえるかが分かっています。これはまさに経験の賜物といえるでしょう。
また、IPO準備が終盤になってくると、適時開示やIRといった上場後の準備も必要になります。これらの仕事は上場会社で実際に手を動かして経験をしないとなかなかアドバイスができないので、その点についても私の経験を生かすことができます。
さらに、IPO準備において会計、税務は最もベースとなるものですし、監査法人とも会計上の論点についての調整を行う必要があるので、公認会計士としてのスキルも非常に重要なものといえます。
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