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松谷 亮 まつたに りょう

誠実な姿勢と柔軟性に富んだ対応で
日越ビジネスを盛り上げる

所属企業 One Asia Lawyers Vietnam Co., Ltd.
役職 代表
最終学歴 中央大学法科大学院卒業
現住所 ベトナム

目 次

2010年:上智大学法学部卒業
2013年:中央大学法科大学院卒業
2014年:弁護士登録(第二東京弁護士会所属)
2014年:ヤフー株式会社入社
2016年:日東電工株式会社入社
2016年:弁護士法人 One Asia入所
2021年:弁護士法人 One Asia Lawyers Vietnam Co., Ltd.代表就任

1M&Aアドバイザリーを始めたきっかけ

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 実を言うと、弁護士になるキッカケは成り行きに近いものだったんです。就職活動をするタイミングでリーマンショックが発生し、求人が軒並み冷え込んでしまったので、法学部からそのまま法科大学院に進学したことが転機になりました。そして、大学院で周囲の雰囲気に合わせて勉強に励んでいたら、弁護士になっていたという感じです。そういった状況だったので、当時は大手の弁護士法人でバリバリ働こうとか、弁護士として独り立ちしようとか考えることもなく、まずは事業会社で働こうと思っていました。
 こうして2014年に大手IT企業のヤフーに就職し、社内弁護士としてマーケティングや広告などの事業に携わりながら、ITに関する知見を学んだりしたのですが、次第に海外の仕事にも興味を持つようになり、2016年には化学・電子部品メーカーに転職しました。そこでは売り上げの6割ほどを占める商材を担当することになり、入社1年目の段階で東南アジア全域の取引を担当することになりました。かなりのハードワークでしたが、当時の経験が東南アジアのビジネスや法務を知る上で大きな糧になったように思います。
 ちなみに、この2社での経験がM&Aに携わりたいという思いにつながっていきました。業務に携わるうちに東南アジア、特にベトナムがこれから確実に伸びるということを実感し、ベトナムにおけるM&Aを活用した日系企業のビジネスに関心を持つようになったのです。そんな時に今の事務所(弁護士法人 One Asia)の上司と知り合い、2021年に日本法人からの出資を受けてベトナム事務所を立ち上げ、代表に就任させていただけることになったのです。

2現在の業務の概要

 ベトナム事務所としての業務では現在、進出支援や税務、ビザに関連するものが多いように思います。もちろん、ビジネスに関する相談は多岐にわたるので、それ以外のことでも臨機応変に対応しています。そのため、ベトナムでは司法書士や行政書士の領域の知識や業務を求められることが多いですね。
 なかでも注力しているのがM&Aを活用した日系企業のベトナム進出支援です。多くのクライアントは日本やシンガポールに本社を有し、そこからベトナムに進出するような形態をとっています。また、ベトナムではほとんどの事業においてライセンスが必要になるので、ライセンスの取得に関するアドバイスをさせていただくことも増えています。

3独自の強みと現在の仕事との関係性

 事務所としての強みは、私も現地のスタッフも含め、全員がプレイヤーとして動いているということです。特にM&Aのようにスピード感が求められる業務においてはこの機動性が大いに重要です。実際、窓口となるスタッフにも情報が行き届いているほか、相応の経験を積んでいるため、クイックに質問に回答するなど時間的なコストを大幅に抑えることができています。
 一方、私個人の強みとして自負しているのは、事業会社での経験を通じて、ビジネスの現場を熟知していることです。ビジネスの現場で上流から下流まで幅広い業務を担当したので、事業会社のマネジメントや現場スタッフの状況、気持ちに寄り添うことができます。おかげで、ビジネスの現場で働く皆さんが理解・納得しやすいような説明や交渉にも自信を持って臨むことができています。

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