タイを拠点にクライアントへの理解を深め
クロスボーダーM&Aを成功に導く
生年月日 | : | 50代 |
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所属企業 | : | One Asia法律事務所 大阪オフィス、One Asia Lawyers (Thailand) Co., Ltd.(タイ事務所) |
役職 | : | 代表 |
最終学歴 | : | 神戸大学法科大学院 法学研究博士課程前期課程 法曹リカレントコース科目等履修生修了 |
出身地 | : | 兵庫県 |
現住所 | : | タイ |
達成感は日常業務のなかにもたくさんあるのですが、私たちのご相談に対する回答や報告書がクライアントの新規事業やM&A案件に寄与し、新規事業が立ち上がった時やM&Aに関するニュースが公表された時には特に喜びを感じますね。
また、最近は一緒に働いているタイ人の弁護士やスタッフの成長にも喜びを感じることがしばしばあります。M&Aや訴訟などさまざまな案件に取り組むなかで、弁護士もスタッフも着実に成長を遂げており、頼もしいかぎりです。私としても現地の皆の成長を促して、より重要なポジションや仕事を任せられるようにしていきたいと考えています。
同時に複数の案件を担当しているので、納期が短い案件が急に入ると苦労しますね。
また、タイで執務している以上、当然ながら英語を使う場面が多いのですが、タイ人の弁護士やスタッフも英語が母語話というわけではないので、どうしても時折、誤解が生じてしまうことがあります。そのため、会話のなかで「おたがいに誤解がありそうだ」と感じたら、あえてメールやチャットなどを活用し、文字ベースで内容を一つひとつ整理しながら確認するなど、コミュニケーションエラーが起きにくい方法を模索しています。
クライアントが求めていることをしっかりと理解することが重要です。たとえばヒアリングにおいては、短時間でクライアントが何を本当に知りたいのか、何を重要視しているのかを察知できるかどうか大きなポイントになります。
なお、会議前にはホームページや資料などを事前にチェックしておくのはもちろん、M&A対象会社のの事業内容やその動向を入念に調べておくことも大切です。そして、クライアントの視点に立って、そのM&Aでどのような成果をあげたいのかをあらかじめ理解・納得した上で、自分なりに課題や問題点を想定し、打ち合わせに臨むことが肝要です。そうすることで、ワンランク上のアドバイスができるようになると思います。
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