タイを拠点にクライアントへの理解を深め
クロスボーダーM&Aを成功に導く
生年月日 | : | 50代 |
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所属企業 | : | One Asia法律事務所 大阪オフィス、One Asia Lawyers (Thailand) Co., Ltd.(タイ事務所) |
役職 | : | 代表 |
最終学歴 | : | 神戸大学法科大学院 法学研究博士課程前期課程 法曹リカレントコース科目等履修生修了 |
出身地 | : | 兵庫県 |
現住所 | : | タイ |
1995年:関西大学法学部卒業
2005年:司法試験合格
2007年:大阪弁護士会入会
2007年:プログレ法律特許事務所入所
2014年:平成26年度神戸大学法科大学院法学研究博士糧前期課程法曹リカレントコース科目等履修生修了
2021年:One Asia法律事務所大阪オフィス入所、One Asia Lawyers (Thailand) Co., Ltd.
私はもともと大阪の弁護士事務所で知的財産に関する仕事に10年間ほど携わっていたのですが、タイの案件に携わったのを機に海外での業務に興味を持つようになり、今のキャリアを選択しました。
M&Aに関しては前職時代から携わっていたのですが、タイに駐在するようになってからは、より大規模で多岐にわたる案件に携わるようになりました。特にコロナ禍が徐々に緩和されはじめてからはM&Aに関する相談が増え、それ以降、より深くM&Aに関する業務に取り組むようになりました。
私たちOne Asia法律事務所グループはタイにだけでなく、17カ国に拠点を持ち、各国で法務支援や調査業務などを展開しています。
私はそのなかでタイに駐在し、法務支援や調査業務を担っているのですが、最近はM&Aに関する法務デューデリジェンスの依頼が増えてきているように思います。法務デューデリジェンスに限らず、法務面に関しては幅広いサポートを手掛けており、クライアントに何らかの問題がある場合には、私や当事務所のタイ人弁護士を通じてクライアントと連絡を取り、正確な情報の収集・精査に努めています。
こうした一連の業務のなかで、私は主に日系企業クライアントの窓口や方針の検討、プロジェクトの進行やタイ人弁護士が作成した書類などに不備がないかを確認するなどしています。ちなみに、現地企業との契約書などは英語で作成するのですが、私たちのクライアントの多くは日系企業なので、重要なポイントに関しては日本語の解説書も付し、コミュニケーションエラーを未然に防ぐようにしています。
コミュニケーションを重視し、クライアントが気になるテーマや法律を事前に想定し、それを分かりやすく説明できるよう努めています。たとえば、英語での報告書には専門用語が数多く含まれるため、法律に馴染みが少ないクライアントにとっては理解しにくい部分が多々あります。そこで、先述したように日本語の解説書を付すなどして、分かりやすいアプローチに努めているのです。
また、タイ特有の文化や慣習がコミュニケーションエラーの原因になることもあるので、タイでのビジネスに慣れていないクライアントに関しては、そのあたりの事情も丁寧に伝えるようにしています。
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