圧倒的な行動力を強みに
世界を視野に入れるコンサルタント
生年月日 | : | 40代 |
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所属企業 | : | 小田公認会計士事務所 |
役職 | : | 代表 |
最終学歴 | : | 中央大学商学部 |
出身地 | : | 長崎県 |
現住所 | : | 東京都 |
IPO支援を進めていく上では多くの困難に直面しますが、クライアントが上場した時には最高に達成感を覚えますし、その後、クライアントがどんどん成長していく様子を目の当たりにすると、あたかも自分ごとのようにうれしくなります。
私の業務の根幹はクライアントが抱えている財務面や構造面での課題を見出し、業績を改善していくこなのですが、大きな変革には痛みが伴うし、そこに抵抗感を感じる経営者や社員も少なくありません。しかし、その壁を乗り越えることができれば業績も雰囲気も格段に良くなっていくので、問題点については率直にお伝えするようにしています。その上で、私の指摘を受け止め、一緒になってIPOを目指してくれるクライアントについては、全身全霊で支援させていただきますし、経営者のみならず、従業員の皆さんとも粘り強くコミュニケーションを取り続けるようにしています。
一番苦労したのは東京国税局からEYに転職した時ですね。当時、東京国税局ではあまりパソコンが使われていなかったので、EYに移った時はパソコンでの業務に少々戸惑いました。私より数月後に入社した後輩にも追い抜かれ、案件にあまりアサインされない時期があったほどです。
そこで、私は日々、勉強に励み、業務経験を積み重ねていきました。それと同時に「義理」を重んじ、「嘘はつかない」「人に迷惑をかけない」「約束したことは守る」「最後までやり切ること」をモットーに仕事に向き合ってきました。だから連日、遅くまで働く日々が続いたわけですが、そのような時期があったからこそ今の自分があるように感じています。働き方改革が進む昨今においては難しいことかもしれませんが、とにかく仕事に打ち込むことで自分の限界を突破できたように思うのです。
法律関係の書物を読み、理解できるだけの基本的な知識とスキルは必須だと思います。さすがにそのあたりができないと、クライアントに経営や財務、コンプライアンスの是非を問うことができませんから。
ただ、「原則論」をすべての企業に当てはめようとするのはNGだと思っています。もちろん、「原則」は重視しなければなりませんが、上場企業にとっては当たり前にできることでも、スタートアップにとっては対応が難しいことも多々あります。そういった事情を勘案した上で、「原則」から外れることなく、どのようにすれば無理なく適応できるのかを考えることが重要だし、そのあたりがコンサルタントの腕の見せ所だと思うのです。
そういう意味では、東京国税局に勤務し、『六法全書』などと向き合いながら基礎知識の理解に励めたこと、EYでコンサルティングの知識と実務の基盤を固められたことはとても大きかったように思います。
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