情報収集能力と判断力を強みに
M&Aを通じて企業の持続的な成長を促す
所属企業 | : | 税理士法人渡邊芳樹事務所、㈱キャピタル・ストラテジー・コンサルティング、Brise㈱ |
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役職 | : | 代表 |
最終学歴 | : | 学習院大学経済学部 |
出身地 | : | 京都府 |
現住所 | : | 東京都 |
M&Aはたんなる会社の売買ではなく、企業の持続的な成長を担うスキームのひとつです。そのため、私はM&Aのディールが成立した瞬間ではなく、そのディールがPMIなどを経て、企業の成長に貢献できた瞬間に達成感を覚えます。
そういった思いが強いこともあり、私たちは M&Aを進める際もかなり慎重に臨むようにしています。ソーシングやデューデリジェンスといった過程の前後で顧問先の気持ちがどのように変化したかといったところまで入念にヒアリングし、買い手と売り手の双方が心の底から納得した上でディールを進めるようにしているのです。なかには「とにかくスピードを重視してほしい」という方もいますが、私たちは一貫して入念な調査とヒアリングを通じて、リスクやトラブルを未然に回避することに全力を注いでいます。
課題に直面し、悩むことは、私たちの仕事においては当然のことです。ただ、それをひとりで抱え込んではいけません。どんな時もチームで真剣になって取り組むようにしています。時にはその期間が1週間、場合によっては1カ月と長期にわたることもありますが、チームで取り組めば必ず、最終的に解決策を導き出すことができます。また、そういった課題や悩みは確実に成長の糧となるので、常にポジティブに捉えるようにしています。
先ほど情報収集の重要性について述べましたが、これはM&Aアドバイザーに求められる資質でもあります。M&Aアドバイザーにおいては、自分たちが得た情報をいかに分析し、顧問先にとって価値のあるものに転換できるかが重要になります。そういう意味では「情報を高い感度で捉え直す」能力が必要であり、それにはやはり日常生活の中で感性を磨いたり、新たな学びに触れ続けたりしなければなりません。家族との時間や趣味の時間においても素晴らしい学びはたくさんあるはずなので、大いに学び、大いにアウトプットしていってほしいと思います。
また、自分にマッチしたワーク・ライフ・バランスを見つけることも肝要です。時間はすべての人に平等に与えられており、どんな人でも1日が24時間であること、1年が365日であることに変わりはありません。この限られた時間を自分の成長に結びつけるには「遊びながら学ぶ」のが一番効率的です。M&Aアドバイザーを目指す方には、ぜひその習慣を身につけてほしいと思います。
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