チャレンジ精神と行動力を強みに
日系中小企業のベトナム進出をサポート!!
生年月日 | : | 40代 |
---|---|---|
所属企業 | : | SDS Consulting Co., LTD |
役職 | : | 代表取締役 |
クライアントへの貢献が実感できるたびに達成感を覚えます。クライアントの多くは意欲的で、いち早く投資をしたいと考えていますが、ベトナム企業を買収する際は予算だけでなく、日本企業同士のM&A以上に経営方針の整合性が重要になります。また、最近は中国からベトナムに拠点を移そうとする日系企業が増えていますが、ベトナムと中国とでは物価やガバナンスなどの面で異なる部分が多いので、注意深く検討しなければなりません。
そのため、特にベトナムでのビジネス経験がまだ少ないクライアントに対しては、ベトナムについて十分に理解してもらえるよう、できるだけ電話やオンラインミーティングでの対応を避け、対面の場を設けるようにしています。と同時に、あらゆるリスクを考慮しながらアドバイスをするようにしています。
私にとって最も大変だったのは、新卒社員として入社したばかりの頃のことです。当時は学ぶことが多かったし、実務を通してさまざまなことを吸収したかったので、毎日12時間以上働いたり、勉強したりしていました。
また、こうした経験もあって、独立したばかりの頃はスタッフも以前の私のように働いてくれると思っていたのですが、皆が皆、同じモチベーションで働いてくれるわけではありませんでした。それに何より、そういった働き方ではスタッフの健康や自由が損なわれてしまいかねません。そこで、マネジメントや社員教育の手法を改善し、スタッフに自由や裁量を与えながら、組織的なリスクを最小限に抑えられるようなバランスを目指すことにしました。最近はそういった改善が機能し始め、スタッフたちもノビノビと自分の強みを発揮してくれています。
M&Aアドバイザーに求められるのは、経営者的な思考と財務諸表から経営の実態を読み取れる想像力だと思います。例えば、日系企業がベトナム企業を買収する場合、買収することで生じるメリット・デメリット、そして買収後の経営体制をイメージしたうえで、事前・事後の施策を講じていかなければなりません。もちろん、それらを直感的に把握するには何よりも経験が必要になりますが、その成長のはやさの決め手になるのは先述した思考と想像力だと思うのです。
Search
ぜひ「いいね!」を
よろしくお願いします。
Feature