砂田和也さんの写真

砂田和也 すなだ かずや

コーポレートガバナンスに特化した
サービスとプロダクトで社会を豊かにする!!

生年月日 30代
所属企業 Uniforce株式会社
役職 代表取締役
出身地 山形県
現住所 東京都

目 次

4達成感を覚えた体験

イメージ

 ここ最近は非常に達成感や手応えを覚えています。象徴的なのが2023年11月に新たに10人超の社員が入社してくれたことです。以前経営していた会社の社員数は最大で20人でしたが、今は36人の社員を抱えています。「30人」という壁を越えることができた今、さらに成長できると確信しています。
 もちろん、その背景にはビジネスの充実があります。2022年3月に「クラウド決算開示管理サービス」、11月に「IPO準備クラウド」の正式版をリリースできたのはその代表的な成果といえます。リリースにさいして『日本経済新聞』から取材を受けたことにも充足感を覚えました。その後も多くのメディアから肯定的に取り上げていただいているのは、当社のサービスが対外的にも認められた証であり、マーケティングやブランディングが成功した証だと感じています。おかげで、最近は名刺交換をした際に、初対面の方から「知っています!」と声をかけていただけることが増えてきました。これもまた手応えを実感できる瞬間ですね。

5仕事に関連して悩んだことや苦労したこと

 私はUniforceの前に2度の組織崩壊を経験していますが、いずれも私の力不足から生じさせてしまいました。1度目は親しい仲間たちと一緒に事業を立ち上げたのですが、双方に甘えが生じてしまい、思うようにビジネスを進めることができませんでした。その失敗を糧に2度目はあまり面識のないメンバーと事業に臨んだのですが、私が周囲を顧みずにビジネスを進めようとしたため、次々とメンバーが離脱していってしまいました。目標に向かって猪突猛進に突き進む「行動力」は私の強みの一つなのですが、この時の出来事は私にとって大きな反省点となり、学びのきっかけになりました。おかげで、以降は経営の仕方や社員への接し方を見直さなければならないと感じ、できるだけ客観的に自分のことや経営について捉えるように努めています。
 その一環として、現在、当社では「感働」というバリューを掲げ、社員一人ひとり、お客様と感動を共有し、一緒に協働していくことを心がけています。実際、今のUniforceがここまで成長できたのは社内でこうした思いを共有できたことが大きいと日々、実感しています。また、社内で思いが共有され、人間関係が構築されたことで、私が誤った方向に突き進もうとしても社員が私の気持ちを理解した上でブレーキをかけてくれるので、とても助かっています。

6IPOアドバイザーに求められる資質やスキル

 あずさ監査法人に在職していた頃も起業してからも一貫して IPO支援に携わってきましたが、求められるスキルは双方でまったく異なります。
 前者ではショートレビューとその質疑対応などがメインでしたが、起業してからは「どうすれば市場に対してアプローチしやすくなるのか」「どうすれば資金調達がうまくいくのか」といった具合に、経営の方針や核心に関連する質問が増え、支援の内容が多岐にわたるようになりました。その際にはショートレビューをはじめとした業務的なスキルはあまり生かせませんでしたが、その分、さまざまなタイプの企業を支援してきたこと、自分自身がベンチャー企業を立ち上げ、多様な課題に向き合ってきたことをスキルとして応用することができました。
 あらためて振り返ってみると、会計士としてのスキルだけではなく、とにかく行動とチャレンジを続けてきたこと、そして困難に直面した時にその都度、柔軟に対応してきたことが大きな糧になったように思います。

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