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安井 健 やすい けん

東南アジアでのM&Aの経験をベースに、幅広い分野においてお客様に効率的なアドバイスを。

所属企業 Asia Business Creation Pte Ltd
役職 Founder & CEO
最終学歴 IESE Business School MBA
出身地 兵庫県
現住所 シンガポール

目 次

キャリアサマリー

  • 2005年

    国際協力銀行

  • 2010年

    ビジネススクール留学(スペイン/IESE Business School 、MBA)

  • 2013年

    GCA株式会社(現フーリハン・ローキー株式会社)

  • 2015年

    GCA Singapore Pte Ltd

  • 2021年

    Asia Business Creation Pte Ltd創業

 新卒で入った政府系金融機関では中東北アフリカ向けのプロジェクトファイナンス融資業務を主に担当しました。その後スペインへのMBA留学を経て、前職で経験した融資業務だけでなく、エクイティも含めた会社全体の資本政策を見れるようになりたいと思いM&Aの世界に入りました。
 2013年から2021年まではGCAに所属し、東南アジアのクロスボーダー案件を専門にしたアドバイザリー業務を経験し、2021年に独立。シンガポールでAsia Business Creationというファームを立ち上げました。

1M&Aアドバイザリーを始めたきっかけ

イメージ

 新卒で入った銀行では海外プロジェクトファイナンス向けの融資を主に担当し、中東や北アフリカの発電造水プロジェクト向けにレンダーとして融資を検討・実行していました。グローバルな業務で非常にエキサイティングでしたが、レンダーのほかにスポンサーと言ってエクイティを出資してプロジェクト組成する当事者がおり、いずれはスポンサーのように全体を見れる立場で仕事をしてみたいと思うようになりました。
 その後MBA留学を経て、企業にとって非常に重要な投資行動であるM&Aをサポートできる業務に関心を持ち、2013年にGCAに入社してM&Aアドバイザリー業務に携わることになりました。当初は日本国内の案件、売り手側買い手側幅広く担当させてもらいましたが、その後海外クロスボーダー案件を主に担当するようになり、2015年からはシンガポールに拠点を移して東南アジア案件に注力しています。

2今現在のM&Aアドバイザリーの概要

現在は東南アジア企業の買収、出資に関する日本企業向けのアドバイザリー業務(バイサイド)、日本企業から資金調達したい東南アジアローカルスタートアップ向けの資金調達アドバイザリー業務(セルサイド)、事業開発サポート業務(コンサルティング)の3つの軸で仕事をしています。GCA時代に比べて比較的小規模な案件やアドバイザリー業務ではない事業開発や進出支援なども幅広く取り組んでいます。

3独自の強みと今現在の仕事との関係

バイサイドアドバイザリー業務については2015年以降東南アジアのM&Aにフォーカスして取り組んできていますので、特にシンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム案件についてはそれぞれ複数の案件のアドバイス経験があり、案件のエクセキューションに加え、ソーシングやチーム組成サポート、デューディリジェンスのコーディネーションなど、幅広い分野においてお客様に効率的なアドバイスをご提供するよう心がけています。
 ローカル企業向けの資金調達セルサイドアドバイザリー業務については、過去3年ほど注力して取り組んできた分野であり、有難いことにスタートアップ企業やその投資家であるローカルのベンチャーキャピタルとの関係を構築できつつあり、初期ステージでの資金調達をサポートした企業がユニコーン企業になるなどの経験もさせて頂きました。日本企業から東南アジアテクノロジースタートアップとの協業のニーズも年々高まっていると感じており、今後もニーズが強くなる分野と思っています。

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