公認会計士たる社外役員として、企業の成長とガバナンスの深化を後押ししていきたい
生年月日 | : | 1963年8月18日 |
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所属企業 | : | 中森公認会計士事務所 |
役職 | : | 代表公認会計士、税理士 |
最終学歴 | : | 京都大学経済学部 |
出身地 | : | 大阪府 |
現住所 | : | 東京都 |
1987年
京都大学経済学部経営学科卒業
日本電信電話株式会社入社
1991年
井上斎藤英和監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所
1996年
公認会計士登録
1997年
中森公認会計士事務所代表(現任)
2000年
日本オラクル株式会社 監査役
2006年
株式会社アイスタイル 監査役
2008年
日本オラクル株式会社 取締役
2010年
株式会社グローバルダイニング 監査役
2011年
株式会社ロコンド 監査役
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 監査役(現任)
2013年
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 取締役
株式会社ネクスト(現株式会社LIFULL) 監査役(現任)
2015年
株式会社チームスピリット 監査役
2016年
公益財団法人日本バスケットボール協会 監事(現任)
2019年
伊藤忠商事株式会社 取締役(現任)
日本電信電話株式会社(現NTT)経営企画本部を経て、井上斉藤英和監査法人(旧アーサーアンダーセン、現:あずさ監査法人)に入社し、主に外資系企業の監査に従事。公認会計士登録後は自ら会計士事務所を開設しながら監査に加え会計業務支援、デューデリジェンス、企業評価算定、民事再生業務などに携わる。ボードメンバーとしての経験は20年超、延べ10社で、IPO前後のベンチャー、日経平均採用銘柄企業、ナショナルフラッグのスポーツ団体まで多岐にわたる。
監査法人時代に多少の知識はあったものの、独立後に顧客から業務を依頼されたことをきっかけに取り組みました。最初はM&A買手から依頼されたデューデリジェンスのチームに入り、次に再生手続きでの営業譲渡の算定、さらにベンチャーキャピタルと関係ができたことからファンドの投資先の価値評価算定を依頼されるようになりました。
実は会計事務所を経営する一方で、複数の社外役員業務を続けています。そのため社外役員として就任先企業のM&Aに接するということが、現在のM&Aへの関与の中心となっています。
そのため私の経歴は典型的なコンサルタントやアドバイザリーのような直接ディールを扱うキャリアとはかなり違っているという点をまずお伝えしておきます。
取締役会ではよくM&A案件が議案として上程されてきます。それらを客観的な視点で検討するのが社外役員の役割です。案件全体のことなので考慮すべき点は多岐にわたりますが、とりわけ評価つまり価格設定が最重要事項の一つであることは間違いありません。企業評価を実際にやっていた経験がここで大変役に立っています。また例えばM&Aのプロセスが適切に計画実行されたか、PMIをどうするのかなど、リスクについての感覚をある程度把握できるのもデューデリジェンスの経験のおかげかと思います。その他にも、例えば投資後の評価実務が問題になる局面が頻繁にあります。その点、これまでの実務での知識と経験がプラスになっていることが多いかもしれません。
また、社外役員としてIPO準備中の会社にもいくつか関与してきました。その中でずっと感じてきたのは、投資家と同じような目線で会社を理解しアドバイスすることの大切さです。例えば事業計画からの予算設定、資本政策など、上場前の検討の巧拙が後に影響してくるので、会社から喜ばれるはずです。
強いて言えば「会計プロフェッション」プラス「マネジメント視点」で様々な案件(TOB、MBOなどのディールを含む)を見てきた経験でしょうか。
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