茂田井 純一さんの写真

茂田井 純一 もたい じゅんいち

IPOはスタート、その先の成長まで継続的に支援・伴走する

生年月日 1974年3月19日
所属企業 株式会社アカウンティング・アシスト、公認会計士茂田井事務所
役職 代表取締役
最終学歴 一橋大学商学部
出身地 千葉県
現住所 東京都

目 次

キャリアサマリー

  • 1996年

    一橋大学商学部 卒業
    朝日監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所

  • 2000年

    企業公開部へ異動(IPO支援業務を開始)

  • 2005年

    クリフィックス税理士法人 入所

  • 2008年

    株式会社アカウンティング・アシスト設立
    代表取締役就任

(その他役職)
株式会社ZOZO 非常勤監査役
CARTA HOLDINGS株式会社 非常勤監査役
株式会社ビジョン 非常勤監査役
株式会社Geolocatino Technology 非常勤監査役
gooddaysホールディングス株式会社 非常勤取締役 
その他数社の社外取締役・監査役に就任

1IPOコンサルティングを始めたきっかけ

イメージ

 当初から、監査を受ける側の企業がお金を払ってチェックを受けるという、監査業務における「インセンティブのねじれ」について違和感を感じていました。チェックを受け指摘される側が報酬を支払うことことを企業はどう思うのだろうか、仮に不備を指摘されるにしても支払った報酬に見合う、本当に有用で納得感のある指摘でないと意味がないのではないかと。
 そのため監査業務を行いつつ満足・感謝されるためにはどうしたら良いかを考え続けていましたが、やはり監査には制度上の限界を感じる場面が多々ありました。
 そんな中、IPO準備中の企業に現場責任者として関与する機会を得ました。上場準備作業の一環として社内管理体制の整備を、経理だけでなく全部門を巻き込んでヒアリング・ディスカッションを重ね、会社と一緒に「あるべき姿」と「現場のリアル」の双方の折り合いを付けた、現実的な解決策を検討していきました。そこで得られた、何かを作り上げる実感とクライアントからの感謝が、IPOに興味を持った原体験です。
 その後、監査法人内の社内公募制でIPO支援部署に異動し、以来、所属を変えつつ20数年IPOに携わってきております。

2今現在の業務の概要

 内部管理体制の構築や資本政策立案、審査対応などの一般的なIPOコンサルティング業務、M&A時のデュー・デリジェンスや株価評価を行うほか、社外取締役・監査役として関与するケースも多いです。いずれの立場でも、会社の事業や企業価値を最大化するためにどうすべきか、考え行動するようにしています。
 IPO準備の過程で証券会社や監査法人から出てくる意見には、用語や業界の常識だけでなく、各社の思惑や個別事情が混在しています。正直、全てを提案の通り実行するのは困難であるうえに、それが会社としての最適解とは限りません。
 現状を踏まえ、上場企業として適切なレベルかつ会社にとって最適な解決案を一緒に考え実行する、そんな業務です。

3独自の強み

 20年以上IPO業界にいますが、関与先が毎年数社上場しており、各社で出てきた論点や解決策、審査上の論点等の活きた情報に触れていることが強みだと思います。審査で重視される項目は、その時の社会問題や時勢にも影響されるので、時代によって変遷があります。
 また、上場企業の取締役会に数多く出席していることから、企業の意思決定場面に多数触れていることや、上場企業で求められるガバナンスのレベル・事例に数多く触れているとことも強みだと考えています。

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