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稲田 行祐 いなだ こうすけ

日本唯一の表明保証保険専門のコンサルティング会社・保険代理店としてM&Aをサポート

所属企業 株式会社タイムマシーンアンダーライターズ
役職 代表取締役CEO
最終学歴 早稲田大学政治経済学部、University of Southern California, Gould School of Law (LL.M.)
出身地 福岡県
現住所 東京都
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目 次

4達成感を感じた体験

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 2019年秋にタイムマシーンアンダーライターズ社を設立したのですが、その年末に大手損害保険会社と提携し、国内初の「国内M&A向け表明保証保険」をリリースすることができました。また、翌年になって早々に、表明保証保険の成約がありました。
 これにより念願だった国内M&Aの表明保証保険マーケットを創り出すことができたので、その瞬間は少しだけ達成感を感じましたが、まだ第1歩を踏み出したに過ぎません。今後も表明保証保険に関する新商品・新サービス等を企画・開発するとともに、より広範にマーケティング活動を行い、クロスボーダーM&Aだけでなく、国内M&Aに関しても表明保証保険を普及させたいと思っています。

5仕事に関連して深く悩んだこと、それをどのように乗り越えたか

 2019年秋にタイムマシーンアンダーライターズ社を設立した後、多くの大手損害保険会社に国内M&A向け表明保証保険ビジネスを提案したものの、当初はいずれの会社もそれほど強い関心を示してくれず、「もしかすると自分のやろうとしていることはイケてないのだろうか」と悩んだことがあります。妻にも「あんた提携先も見つけてないのに会社辞めて起業したの?」と怒られました。
 しかし、国内では事業承継が大きな課題となっており、事業承継を含む国内M&Aを活発化させるには表明保証保険が必要不可欠だと信じていたので、諦めずに提携先となる損害保険会社を探しました。その結果、多くの人にサポートしていただいたこともあり、大手損害保険会社と提携し、無事に国内初の「国内M&A向け表明保証保険」をリリースすることができました。
 誰もやったことがないことに挑戦する場合、いろいろな試練に直面しますし、その試練は一人で乗り越えることができないものが多いと思います。しかし、自分が信じていないことを、他人が信じてサポートしてくれることはあり得ません。それゆえ、試練に直面した際は、自分がやろうとしていることを自分で強烈に信じることが必要であり、その情熱が周囲の人を動かすのだと実感しました。

6表明保証保険ビジネスに求められる資質やスキルについて

 前記のとおり、表明保証保険は保険商品の開発やリスク管理等の保険実務に関する知識経験だけでなく、法律やM&A等の知識経験が広く求められます。それらに関する知識経験をすべて一人で兼ね備える必要はありませんが、そのうち一つないし二つは必要だと思います。
 また、国内M&A向けの表明保証保険についてはマーケットができたばかりですし、クロスボーダーM&A向けの表明保証保険についても、グローバルではすごい勢いで実務が進歩しています。それゆえ、現状に満足せず、自らマーケットを切り拓く意思・姿勢も必要不可欠であると思います。

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