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稲田 行祐 いなだ こうすけ

日本唯一の表明保証保険専門のコンサルティング会社・保険代理店としてM&Aをサポート

所属企業 株式会社タイムマシーンアンダーライターズ
役職 代表取締役CEO
最終学歴 早稲田大学政治経済学部、University of Southern California, Gould School of Law (LL.M.)
出身地 福岡県
現住所 東京都
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目 次

キャリアサマリー

  • 2007年

    弁護士登録(60期)、日比谷総合法律事務所に入所

  • 2008年

    金融庁監督局保険課に出向(課長補佐)

  • 2010年

    弁護士法人中央総合法律事務所に入所(2016年からパートナー)

  • 2013年

    ロンドンのCatlin Holdings(現AXA XL)に出向

  • 2017年

    楽天生命保険株式会社に入社。楽天株式会社を兼務(保険事業戦略部)

  • 2018年

    楽天損害保険株式会社に入社(社長室担当上席執行役員・表明保証保険チーフアンダーライター)。楽天インシュアランスホールディングス(M&A・当局対応等担当執行役員)および楽天少額短期保険株式会社(執行役員)を兼務

  • 2019年

    株式会社タイムマシーンアンダーライターズを設立し、代表取締役CEOに就任

 私は、大学時代の経済学の知識を活かすべく、弁護士登録後は、独占禁止法分野を専門とする日比谷総合法律事務所にてアソシエイトとして働いていました。しかし、金融庁監督局保険課に出向し、課長補佐(法務担当)として保険行政に関与してからは、保険ビジネスへの関心が強くなり、いつか自分で保険ビジネスに関する起業をしたいと考えるようになりました。
 その思いを胸にしつつ、金融庁での出向が終わった後は、弁護士法人中央総合法律事務所に移籍し、主に、(再)保険会社や(再)保険ブローカー等をクライアントとして、(再)保険実務や中小規模のM&Aを担当していました。また、米国のロースクールにて米国保険法を学んだ後は、ロンドンのCatlinというLloyd’sのシンジケートを運営する(再)保険会社に出向して(再)保険実務を学びました。
 その後、保険ビジネスをもっと直接的に学びたいと思い、楽天生命保険株式会社に入社(楽天株式会社の保険事業戦略部を兼務)し、損害保険会社および少額短期保険会社の買収を担当しました。また、買収後は、楽天損害保険株式会社および楽天インシュアランスホールディングス等の経営陣の一員として、会社全般のマネジメント、当局対応、M&Aのほか、表明保証保険のチーフアンダーライターとして、同保険の引受実務を担当していました。

1表明保証保険ビジネスを始めたきっかけ

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 クロスボーダーM&Aで普及し始めている表明保証保険を、事業承継を含む国内M&Aにも普及させることにより、国内M&Aが活発になり、その結果として事業承継難という国の課題も解決できるかも知れないと考え、2019年秋に同保険の企画・開発・引受のコンサルティングと販売を主な業務とするタイムマシーンアンダーライターズ社を設立しました。

2今現在の表明保証保険ビジネスの概要

 2019年末より、大手損害保険会社と提携し、表明保証保険の企画・開発・引受等のコンサルティングを行うとともに、保険代理店として同保険の販売を行っています。
 保険代理店としては、プライベート・エクイティ・ファンド、ベンチャー・キャピタルおよび事業会社等が主なクライアントになりますが、M&Aアドバイザー、弁護士、会計士および税理士といったM&Aに関するコンサルタントからクライアントの紹介を受けることも多いです。
 現在は、国内M&Aに関する表明保証保険の取扱い比率が高いのですが、今後はクロスボーダーM&Aに関する表明保証保険の取扱い比率も上げていきたいと思っています。

3独自の強みと今現在の仕事との関係性

 私の独自の強みとしては、法律事務所、金融庁、損害保険会社、再保険会社および保険持株会社において(再)保険ビジネスに関与した経験、弁護士・買主としてM&Aに関与した経験、そして表明保証保険のアンダーライターとして同保険の引受実務を担当した経験が挙げられます。
 表明保証保険については、保険商品の開発やリスク管理等の保険実務に関する知識経験だけでなく、法律やM&A等の知識経験が広く求められますので、これまでのキャリアで得た知識経験をフル活用して、表明保証保険の企画・開発・引受のコンサルティングや販売を行っています。
 なお、私は気の向くままに職場を変える傾向があり、この傾向はしばしば周囲から批判の対象になるのですが、さまざまな職場で得た知識経験が今となっては大きな強みとなっています。人生は何が起こるか分かりません。

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